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『プロテクト技術史』
他のレビューにもあったが、オールドタイマーのコンピュータユーザにとって懐かしい話が記されていたのは興味深かった。 だからこそ、当レビュータイトルにも記したが、解剖学と言うよりプロテクト手法、および現代におけるデジタルメディアやコンテンツの著作権、そしてその法的・経済的意義の定義につながる技術史書の一つと捉えた方が良いだろう。 昨今よくある類のハッキング指南本を求めるのと同じ目的で本書を手に取るとしたら、それは誤りである。ただし、必ずしもそうした意思を持つ人たちの興味をいっさい引かない内容というわけでなく、技術的にかなり踏み込んだ内容の記述もあり、充実度は高い。そういう意味では、前言とは矛盾するが『解剖学』というタイトルに裏切りは無い。
さらなる知的好奇心のために
「もし自分が今17歳だったら、何を知りたいか」を念頭に置いたという意図的な観点から同類の書籍を書き下ろせる著作者は多くを見ない。 ともすれば高等数学の領域と思われがちなプロテクト技術の理解について、その筋を専門としないものは、往々にして断片的かつ雑多な情報の中から関連する知識のパッチワークを強いられてきた。 本書は具体的にイメージできる身近な例を挙げることにより、初心者でも理解できるレベルで、基本的な原理と技術を体系的に整理して解き明かし、なるほどそうなのかという新鮮な感動を与えると同時にさらなる知的好奇心を起こさせることに成功している。
さらなる知的好奇心のために
これまで、著者が「もし自分が今17歳だったら、何を知りたいか」を念頭に置いたというような観点から書かれた同系の書籍はなかった。 ともすれば高等数学の領域と思われがちなプロテクト技術の理解について、その筋を専門としないものは、往々にして断片的かつ雑多な情報の中から関連する知識のパッチワークを強いられてきた。 本書は具体的にイメージできる身近な例を挙げることにより、初心者でも最後まで読み通せるボリュームと理解できるレベルで、基本的な原理と技術を体系的に整理して解き明かし、なるほどそうなのかという新鮮な感動を与えると同時にさらなる知的好奇心を起こさせることに成功している。
入門書としては最適
タイトルから専門書に近いものを想像しましたが、著者前書きにもあるように「一段簡単に」書かれたプロテクト全般に関する入門書でした。 プロテクトに関しては既存のツールを自由自在に扱えるが、その中身までは・・・というレベル(私のことですが)にはベストチョイスでしょう。 このテの本はすぐに難しくなりすぎることが多く半分まで読み進まぬうちにあきらめてしまうのですが、この本は良くも悪くも軽く読めました。 ただし、読めたからといって、この本で自分がプロテクトを駆使することができるわけではありません。 あくまで「プロテクトってどんなもの?」という雰囲気を味わうためのものでしょう。 まさに「導入」と「入門」。 あるようでなかった純然たる「プロテクト入門書」に星5つにしときます。 PS:しかし、タイトルが重すぎたかなー
すばる舎
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