庭好きな手芸初心者のバイブルです。
点描のように画面の全てを「×」で埋め尽くす、というイメージのクロスステッチですが、青木さんの手にかかるとこんなにもシンプルで、かわいくて、自然。 手数をかけずに見ばの良いものを作る、のは初心者である私の切なる願い。 青木さん、ありがとう♪方眼紙の上にデッサンして、ラインを方眼に当てはめていく、とか。 升目のはっきりしない布にクロスステッチするときには、クロスステッチ用の布を当て布して刺繍し、最後に当て布の糸をぜぬ抜いてしまう、とか。 クロスステッチ経験者には常識かもしれないけど、未経験者にはこういう「当り前」のことを教えてくれるのがとてもありがたいのです。 この2つを教えてもらうことで、自分の絵を布に描くための門戸が広がりました。 (私はデッサンをスキャナーで取り込み、PCの画像加工ソフトでビットマップ形式に変換する、という方法でクロスステッチのデザインを作っています。 かなり出来上がりに近いデザイン画が出来ます。) 刺繍作品を通して伺えるお庭の様子も楽しい。 特に「私も欲しい!」と思ったのは「益虫を呼び寄せるためのフラワーミックスシード」。 蜂や、てんとう虫のような「害虫の天敵」を呼び寄せる花の種を数種混ぜたものを売っているそう。 日本の益虫を呼び寄せるためのオリジナル・ミックスフワラーで、庭の縁どりにしてみたい!
ガーデニングをそのまま刺繍に!
刺繍のデザインといえば主役はもちろん「花」、豪華できれいでも「生きている」気はしません。ところがこの本ではガーデニングそのままのいきいきした大好きな草花やワイルドフラワーが、しかも球根や根っこ、芽が出たばかりの双葉まであるのにびっくり!クロスステッチには珍しく刺す面積が少なくすぐに完成するのも魅力!ただし、作品のアップ写真は周辺がアートっぽいピンぼけで見にくいのと、写真の方に対応する刺し方図の記号がなくてわかりづらい部分が難点。それでも花好きの人なら刺繍はしなくても見るだけでも十分に楽しめる本でしょう。
やさしい気持ちで針が持てます
青木さんの愛するガーデンからのモチーフでデザインされています。どのデザインを選んでも,実際刺繍するときには自然に針と糸を持てました。デザインに圧倒されることなく,もしかしたら自分もこんなふうにオリジナルのデザインが出来てしまうのでは?という錯覚までおこしそうな親しみやすさでいっぱいの本です。作品に至るまでの流れも写真ややさしい文章から分かりました。
文化出版局
青木和子のクロスステッチ バラと暮らす (青木和子のクロスステッチ) 青木和子の刺しゅうスタイル 愛しの庭をスケッチして 青木和子旅の刺しゅう―野原に会いにイギリスへ 小さな庭の小さな刺しゅう 青木和子のふしぎなニードルワーク
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